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クライアントマネージャー データサイエンティスト
見付 啓義
Hironori MITSUKE

データをサイエンスするということは、「データ」の奥に潜んでいる事実や普遍的法則を見出し、それらに基づき、結論を導きだすことです。そのためにはデータの分析技術の知識だけではなく、対象とするドメインの知識が必要であり、それを活用したデータと解析結果を洞察することが必要です。帰納的な推論に過ぎない統計処理だけでは事象の本質に迫ることは決してできません。

例えば、以前私が研究していたバイオインフォマティクス(生物情報科学)は、残念ながら必ずしも成功しているとはいえない状況にあります。それは、ゲノムを構成する塩基やアミノ酸を文字列という情報という視点からのみ扱い、生物的・物理的考察が欠如していることが大きく影響しています。

では、社会現象に関するサイエンスでは、どのような点に留意すべきなのでしょうか。社会現象において最小要素は「人間」であり、それらの相互作用と外的影響(人間が自ら作る上げていく各種政策)により構成されている力学系と捉えやすいと思います。

こう考えた時に自然科学より難しいのは、構成要素である「人間」には「心」があり、それらを定量的・定性的に導き出すことができないことです。つまり、自然科学のデータ分析以上にドメイン知識に基づいた視点からデータを解釈するというサイエンス的思考が大事だということです。データサイエンスの世界はまだ花開いたばかりです。「サイエンス」となることで、「ビジネス」とより密接な関係を築く大きな可能性を秘めていると考えております。


1968年 青森県生まれ
1993年 弘前大学理学部地球科学科 卒業
1995年 弘前大学大学院理学研究科地球科学専攻 修了
1998年 総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻 卒業
  株式会社CTI(現株式会社中電シーティーアイ)
2004年 サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社
2012年 株式会社カイオム・バイオサイエンス
2014年 ハンズラボ株式会社
2016年 アニコムホールディングス株式会社
2019年 ルートエフ・データム株式会社


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