お仕事にて秋葉原近くに来たこともあり、写真をとりました。
自分が大学生や大学院生の時は、windows 95が登場してwindows 98やwindows 2000が主流になっていった時代で、PCは買うより自作する方が、同じコストでも必要としている部分をより高性能にしたり、好みを反映させたりできました。自作の方が圧倒的にコスパがよい時代だったわけです。(おかげで学校で習わなくてもCPU、メモリ、HDD、グラフィックボード等のパーツが何してるパーツなのか、中で何が行われてるかについて学びました。)
自分の思い出の一つ二つを出しますと、CPUではAMDが台頭し、K6-III(という名前のCPUがあった)がいいらしい等と聞きつけてはお金をためて買ったりしました。またそれが動かなかったのですが、CPUが故障しているという確証はなく、故障していない判定された場合には調査費用等を全額持ってもらわないといけないと店の人にいわれ、泣く泣くあきらめる羽目になったりしていました。少し悔しかくもあった事件と記憶してますが、今となっては良い思い出です。
また今でこそメモリは16GBとか32GBとかが当たり前ですが、20年ちょっと前は32MBのメモリについて考えていたと思います。当時は集積回路上のトランジスタ数が2年2倍位になるという「ムーアの法則」なんて言葉がありました。たしか、半導体の開発ペースが鈍化し始めたため、5年位前に法則は終わったというような話がされていたと思いますが、実際20数年で約1000倍のサイズのメモリについて考えることになっているのは、単純にすごいなと感じます。
自分が知らなかっただけかもしれませんが、当時の秋葉原は、高いパーツを買おうと決めても銀行が末広町のUFJ位しかなく、ご飯屋さんも少なく混んでいた印象でした。(今たくさんあるメイド喫茶や、ガンダムカフェも自分はあまり行かなくなってからできた印象です。)
今の方が色々便利になっている感はありますが、非常に面白い時代を生きることができたなぁと思います。