おはようございます、こんにちは、こんばんは。堀米(ほりまい)です。
世間ではオリンピックが盛り上がっていました。Jリーグも開幕しました。
いつものようにいつものごとく。色々考えて…ブログ更新遅くなりました。
個人的には。北海道コンサドーレ札幌のサポーターなので今年は良い結果になってほしいです。
スポーツと言えば審判のジャッジについて。
私の趣味の一つに剣道があります。
小中学生相手ではありますが指導もしていたりしています。その一環で審判員を担当する事もあります。
剣道は三本勝負(先に2本を取る事)が多いですが、一本の定義…という事が難しかったりします。
一本として有効となる打突は、「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。」
という事が剣道連盟の審判規則に定義されています。
この判断が実はとても難しいのです…。中学生以上となると非常に速い。
一瞬を見極める必要もあります。もう一つ。剣道の競技が非常に奥深くなる要因として「残心」と言う概念があります。
簡単に言うと、「打った後も反撃に備えて気持ちを残す」という事でしょうか。当てただけでは一本にはなりません。
「私は一本取りました。どうですか??」というのをアピールしないとダメです。武道の考えとしては、「止めを刺しましたが油断しないで相手が反撃してきた場合の準備は出来ていますよ。」という事を示すのが残心です。
剣道の審判は三人(主審一名副審二名)。そのうち2名が有効打突と認めて(旗を上げて)初めて一本となります。
審判講習会と言うのも受審して審判法を勉強もします…が日頃からやってないと他人を判定することは難しいです。大会の中でも位置取りや判定時の所作について目上の先生から指導をいただいたりします。
正しく判断するという事では、「自分の位置から見てどのように見えるか?」という事も大事ですが、「正しく予断を持たずに判断する事」が求められます。自分の判断についてあとで論理的に説明できることも必要です。上げなかった理由についても。
今回は審判の話…ではありますが、データサイエンスの話でも、同様なことが言えます。
必要な情報は吟味できているのであろうか?
自分の判断(解釈)は間違っていないだろうか?
予兆を見逃していないだろうか?
などなど。データサイエンスだったらデータであったり、剣道の審判であれば試合者であったり。常に”見えざる何か”との対話は必須であると感じます。なんで予想していない結果になったのだろう?とか。
偉そうなことを言ってますが。先日五段審査を受審し…落ちました。
録画していただいたものがあったので、師匠(御年92歳)に見ていただきご指摘をいただいたり。
何事も…修行です。今後とも精進します。
写真は昨年の鏡開きでの。。。。